子供の可能性

娘が、物語を書いている。
しかも、ペンネームまで決めている。僕も若かりし頃、小説を書いていた。
完成を見ることはなかったが。

血は争えないというか、なんというか。

学校の文化祭のような行事で、脚本を担当していた。

私も妻も演劇部で知り合った。娘もそも手の分野にひかれることは致し方ない遺伝である。

私よりも貪欲に、妻よりも真剣に末恐ろしい思考である。

読書が大好きで、勉強にも真面目に取り組んでいる。

目標があるが、絶対的なものはまだない。

娘を見ていると、ジブリの「耳をすませば」の月島雫を思い浮かべてします。

努力し続けることも才能だと思うが、努力したいことに出会うことも才能に恵まれないと出会えない。

とてつもない才能に溢れた男がいた。僕たち演劇部の中でも秀でた才能があった。

就職しないで、芝居と声優の道に入った。成功しているかどうかは判断できないが、今も事務所に所属して頑張っている。

報われているのか。幸せなのか。

声優としては「純血のマリア」に出ていた。

聞いてみたい。けど聞きたくない。

月島雫のお父さんが、声は立花隆さんだったと思うが淡々と「人と違う生き方は、それなりにしんどいよ」と言った。

この歳になって、ズシンとくる言葉になった。

あまり賢く、優秀でなくてもいい。

女の子でも、家を離れて遠くに行ってします。国内ならまだしも海外では後悔のしようもない。

それでも、幸せを願ってします。

娘が欲しいいといえば、switch入手のために奔走する親バカである。

納得した人生を、一歩一歩歩んで欲しい。

そして、幸せな笑顔を孫とともに見せて欲しい。


最近、思考が欲張りジジイ化している。

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